新しいおやつ ― 4月
4/1 昨日までと違って、新しい子供たちがかっぱの家に通ってきます。子供も親もなれていなくて、泣いてみたり、後髪ひかれたり、でもバイバイするとけっこう子供はケロッとしていて、目の前にある状況に精一杯あそび始めます。
さて、新年度が始まって、食事制限のある子供が増えました。
もともと、かっぱの家では昔から、牛肉・鶏肉は一切使わず、卵・乳製品もごくたまにしか使っていません。
なので、アレルギーの食事対策は割合にやりやすく、玄米菜食などを学んできた私自身の調理技術としても特に不都合がなく、昼食とおやつが作られています。
しかし、今年入ってきたMちゃんは、食事制限がなかなかきびしく(動物性たんぱく質・卵・乳製品・大豆・豆類・砂糖・果物・小麦粉類・ナッツ・もち米類など不可)、煮物とおひたしくらいで良いということでした。
その指示に従うのはたやすいことですが、同じテーブルに座った子供たちと同じものが食べられないのは、チョッと淋しい気がします。おやつの時も、Mちゃんはおむすびで充分と言われていますが、毎日そうもいきません。
今日のおやつは”白玉はったい粉”にしましょうか。
皆は、白玉粉に水を入れて丸めて茹でた白玉団子に砂糖入りのはったい粉をまぶします。(あー小豆もあるといいなー。)
Mちゃんはもち米類がNGなので(白玉粉はもち米からできています)、上新粉(これはうるち米からできています)をお湯でこねて蒸して丸めて団子にします。そして上からかけるのは”はったい粉”です。
はったい粉とは、別名”むぎこがし”とか”こうせん”とも呼ばれているもので、大麦を炒って粉にひいたものです。
私が子供の頃は、ごはん茶碗にはったい粉と塩をチョッピリ、砂糖をそれなりに入れてお湯をさして箸でグルグルかきまぜて団子にしたのを、おやつに食べた記憶があります。香ばしくて甘くてふんわりねっとりしていて素朴でなつかしい食べものです。
Mちゃんは砂糖も取らないようにしているので、上新粉団子に塩チョッピリの”はったい粉”をかけてあげます。
とりあえず見た目はみんなと一緒です。
みんなと一緒におやつが食べられるのは楽しそうです。
今までは、白玉団子にはあんこやきなこだったんですが、Mちゃんのおかげで、皆もなつかしくておいしい”はったい粉”を食べる機会ができました。ありがとうMちゃん。
いつかMちゃんも皆と一緒にあんこやきなこ食べたいね。