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とちの実もち(11月)

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収穫の秋、かっぱの家でも再び狩人の血がさわぐ(?!)季節で、
栗はひろう、柿はもぐ、食べられるのがわかっているのでシイの実はひろってくるわで、にぎわいます。
そして今年ついに着手したのが”とちの実”。

とちの実はとちの木の実です。
マロニエと同類の樹なのだそうで、丸い外殻に実が入っていて、中の実は栗のようですが栗よりもずっと皮が固く、とんでもなく苦い味がします。

どこで拾ってくるんだか、子供たちと保育者はてんこもり拾ってきては冬眠前のリスのようにためておいて今年は”とちの実もち”を作る!!なんていきごんでいます。
とちの実もちなんて誰に聞いても食べたことなくて(私も聞いたことはありますが実際に食べたことはありません。)どうやって作るんだろう?という所から始まりました。
こういう時はインターネットという文明の力が勢力を発揮してくれてとちの実もち作りの情報はすぐ入手できました。

苦味を抜くために熱湯に一昼夜つけて皮がやわらかくなったら皮をむきます。
皮をむいた実を数日水でさらして最後は木灰を入れて熱湯を入れ、
さらに数日おいてよくよく苦みを抜きます。

この作業、一番大変なのが最初皮をむくところ。
栗よりも一段と皮がかたく、型もまんまるなので本当にむきずらい。
私もいくつかむいてみましたが、かなり手が痛くなる作業でチョッピリしか手伝えませんでした。ゴメンネ。
この大変な作業を大きい子組の保育者のHちゃんがほとんどやったんだと思います。
本当にごくろう様でした。なんとしてもとちの実もちを皆で食べようという意欲に敬服いたします。ありがとうございました。

どうにか作り方もとちの実の下ごしらえもわかって、いよいよとちの実もちを作る日がやってきました。初のとちの実もち作りなので参加できる親がいたらぜひどうぞと声をかけて5人のお母さんも参加しました。

とちの実もちといってもとちの実100%で作るわけではなく、もち米にとちの実を1~2割一緒に蒸してつくととちの実もちになります。かっぱの家には大きな蒸し器も、もちつき機もあるのでもちを作るのは簡単にできてしまいます。

白いもち米に黄い色のとちの実をのせて蒸かしもちつき機に入れて、ドッドッドッとついて出来たあつあつのおもちを小さくちぎります。子供たちがきなこやあんこまみれになりながら、とちの実もちにもきなこやあんこをまぶしつけられます。

さぁさぁ出来たてを食べよう、食べよう。

どう?どう?苦い?おいしい?
えっーおいしいー。
へぇ~ おいしいねぇー。
あっー後味がやっぱり苦いんだぁ。
きなこよりあんこの方がとちもちにはあうねぇ。

などなど おいしい おいしいと子供も大人もニコニコになってとちもちをほおばるのでした。

あー、このおいしい おいしいと皆で食べる瞬間がうれしいからせっせと収穫し、
手が痛くなっても皮をむいてガンバッテ作ってしまうんだよね。

さて、これだけがかっぱのお昼ごはんではもちろんありませんよ。
・漬けものいろいろのちらし寿司
・さつま揚げとさつまいもの煮物
・ブロッコリーとウィンナーソテー
・野菜のポン酢和え
・根菜いっぱいけんちん汁(超うまし!)

親も子供も保育者もワイワイとお昼ごはんを食べて、
また来年も作ろうねーなんて声のあがる午後でした。

-追伸-
アレルギーのあるMちゃんも とちの実もちにはったい粉をかけてもらって、肩で息をしながらいーっぱい食べていたそうです。

あきこさんのごはんがいい!とのたまった事のあるS君は、きなこをまぶしたとちの実もちに「やられて」しまったらしく、どの子よりも早く、どの子が食べ終わるより遅く…ようするに最初から最後までイスに根をはやしてしまってきなこもちを食べ続けたらしいです。S君の満腹中枢やいかに?

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