子どもにやさしいネパール人
ネパールでは、とにかく子どもの姿をよく見かける。どこでもここでも裸足やぞうりばきの子どもがかけ回っている。そして、大きい子も小さい子も、赤ちゃんみたいな子もまじって遊んでいる。時には、子どもが赤ちゃんをおんぶしながら遊んでいたり‥‥ そういう子どもたちに対する大人の目や言葉がまたやさしい。出会えば必ずだっこしたり、追いかけっこしたり、いっしょに遊んだり。ふと見ると子どもと同じ目線に立っている。なるほど私らが子どもといる場面で、「座って」 とか 「しゃがんで」 「低くなって」 とか気をつけてやっていることを、ごく自然にやっている。 一体どうしてそういうことが身につくのか。1.民族・人種的なものか、2.貧乏な国の人たちだからか、3.子どもの数が多いからか、4.放ったらかされて 子ども同士遊びながら育つからか。 子どもの数、ということでいえば、確かに兄弟姉妹が何人もいれば、小さいうちから上の子が下の子の面倒をみるのが当り前になっているだろうし。 どれもこれも、今の日本の子育て状況からは、かけ離れている。何十年か前の日本はそんなだったようだが。はてさて、そういう時代の日本人の大人たちは、子どもにやさしかっただろうか。子どもを、頭の上から圧しつけていなかっただろうか。 そんな時代の反省もあるのだろうか。今どきの 日本の子育て って、子どもにやさしくしなきゃいけない、というので一所懸命みたいなところがあって、逆にそれがプレッシャーになって虐待してしまったり。アンバランスというか、自然じゃない感じがするのだが、こういうのって何かのきっかけで変わっていくものだろうか。それとも‥‥。 * * *
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